【BZK005】中国軍無人機など3機が沖縄周辺を旋回!日米共同演習の情報収集か【中国軍】
防衛省は2022年11月14日、中国軍の無人機など計3機が沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋上を旋回後、東シナ海へ戻ったと発表した。周辺では日米共同統合実動演習「キーン・ソード23」が実施されており、中国軍による情報収集活動だった可能性がある。
航空自衛隊は14日午前から午後にかけて、中国軍の偵察型無人機「BZK005」とY9情報収集機、Y9哨戒機の計3機が東シナ海方面から飛来したのを確認した。太平洋を抜けて沖縄本島の東方沖で旋回するなどした後、ほぼ同じルートで東シナ海へ戻った。
自衛隊と米軍は10~19日の間、鹿児島県の奄美大島や徳之島など南西諸島や周辺の海空域で、陸海空の各部隊が参加する統合演習を実施。14日に無人機が現れた周辺でも日米艦艇などが演習を行っていた。
一方、防衛省は同日、ロシア海軍の駆逐艦など計5隻が13日に沖縄県の与那国島と西表島の間の海域を東シナ海へ向けて航行したことを確認した。5隻のうち3隻は昨年12月29日に対馬海峡を東シナ海へ抜けており、地中海まで航行し、ウクライナ侵攻に関連する任務に就いた後、極東方面の基地へ戻った可能性がある。
沖縄周辺では自衛隊とアメリカ軍による大規模な共同演習が行われていて、防衛省が飛行の目的を分析しています。
防衛省によりますと、14日午前から午後にかけて、中国軍の偵察型無人機「BZK-005」とY9情報収集機、それにY9哨戒機の合わせて3機が、沖縄本島と宮古島の間の上空を太平洋に向けて通過したのが確認されました。
3機はその後、沖縄本島の東の太平洋上を飛行したあと、同じコースを飛行して東シナ海に戻ったということです。
航空自衛隊の戦闘機が、スクランブル=緊急発進して対応し、領空侵犯はなかったということです。
沖縄周辺では、自衛隊とアメリカ軍による大規模な共同演習が今月10日から行われていて、防衛省関係者によりますと、情報収集などを行った可能性があるということです。
防衛省が日本周辺で、中国の無人機や無人機と推定される機体の飛行を公表するのはことし6回目で、飛行の目的を分析するとともに、警戒と監視を続けています。
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