【それって盗撮じゃね】敷地外からの演習撮影を自衛隊員が制止!画像データ削除の要求を拒否【琉球新報】
2022年11月10日午後4時すぎ、八重瀬町の陸上自衛隊南与座分屯地の周辺で訓練の様子を撮影していた琉球新報のカメラマンが、自衛隊員2人に撮影を制止され、撮影データの削除を求められるやり取りがあった。
カメラマンは日米共同統合演習「キーン・ソード23」の取材で、腕章を着用した上で敷地の外から撮影していた。
琉球新報は正当な報道活動でありデータ削除に応じる根拠はないとした上で、自衛隊側に見解を問い合わせた。
11日までに陸自第15旅団は「分屯地の外から撮ることを全て規制するという姿勢は、基本的にはない」と回答した。その上で「撮られてはまずい場面がある場合には、お願いベースで声掛けをしている」など今回の対応を説明した。
10日の撮影時は、自衛隊員がカメラマンに近づき「写真を撮るのはだめなので(画像データを)消してください。消すところも見せてください」と求めてきた。電話で連絡を受けた別の記者がどのような権限で消去を要求するのか聞いたところ、自衛官は「報道活動への介入ではない。できれば消してほしいということ」と述べ、それ以上は写真の消去を求めなかった。
日米共同統合演習「キーン・ソード23」に向けて、米海兵隊員が自衛隊のCH47ヘリコプターに乗り込み、那覇空港から与那国島に出発する動画を米軍サイト「dvids」で公開した。米軍が与那国島で訓練を実施するのは初めて。夜間に荷物を積み込んだ後、海兵隊員が搭乗し、出発するまでの一連の様子が記録された。
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