【中国海軍】台湾を取り囲むように6箇所で演習!一部日本のEEZを含む【政府は懸念表明】
松野博一官房長官は2022年8月3日の記者会見で、ペロシ米下院議長の台湾訪問を受け中国が4日から行うと発表した軍事演習について「対象地域の海域にはわが国の排他的経済水域(EEZ)が含まれている。実弾射撃訓練という軍事活動の内容も踏まえ、中国側に対して懸念を表明した」と明かした。ペロシ氏の訪台を支持するか問われ「政府としてコメントする立場にない」と述べた。
台湾をめぐり米中間の緊張が緊迫していることに関し「台湾海峡の平和と安定は、わが国の安全保障はもとより国際社会の安定にとっても重要だ。台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されることを期待するというのが一貫した立場だ」と説明。中国側が発表した一連の軍事活動について「懸念を有しており、改めて両岸問題の平和的な解決を強く促したい」と指摘した。
ペロシ氏の訪台を受けた自衛隊の態勢については「平素から日本周辺の海空域で警戒・監視、情報収集活動を行っているが、具体的な態勢は差し控える」と述べた。
ペロシ米下院議長の台湾訪問を受け、台湾周辺での軍事演習を展開した。台湾産の農水産物の輸入停止も打ち出し、経済制裁を発動した。中国は米国と「台湾独立勢力」が過ちの報いを負うことになると警告しており、さらなる対抗措置を準備しているもようだ。
中国軍で台湾海峡を管轄する東部戦区は、ミサイル試射や遠距離の実弾射撃を含む軍事行動を2日深夜に開始。米国を「震え上がらせる」としている。中国軍全体では、4~7日に台湾を取り囲む六つの空・海域で実弾射撃を伴う演習を実施することになる。
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