【宣戦布告】R国5月9日に「特別軍事作戦」を拡大転換の可能性!【英国防相見解】
ウォレス英国防相は2022年4月30日までに、ロシアのプーチン大統領が第2次大戦の対ナチス・ドイツ戦勝の記念日に当たる5月9日に、ウクライナと戦争状態にあると位置付け、宣戦布告して総動員をかける可能性があるとの見方を示した。英ラジオ局LBCの番組で語った。ロシアは侵攻を「特別軍事作戦」とし、戦争とは表現していない。
ロシア政府は、ウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」と敵視。ウォレス氏はプーチン氏が「『世界のナチスと戦争状態にある。国民を大量動員する必要がある』と宣言するかもしれない」と述べた。
プーチン大統領が侵攻の節目とする5.9対独戦勝記念日に「戦果」をアピールするのは厳しい。メモリアルデーに東部住民の保護を掲げた「特別軍事作戦」を拡大転換し、ウクライナに正面切って「宣戦布告」をする可能性が浮上している。
英国防省による最新の戦況分析でも、ロシア軍は東部掌握に向けて、軍備増強に躍起だと指摘。戦勝記念日までの「戦果」を迫られ、必死なのだろうが、目標のさらなる下方修正は避けられそうにない。
住民保護を大義名分とした「特別軍事作戦」を打ち捨て、ゼレンスキー大統領率いる“ネオナチ政権”を打倒するとの名目で「宣戦布告」するというのである。
筑波学院大教授の中村逸郎氏はこう言う。
「プーチン大統領は戦勝記念日の当日、あるいは前日にマリウポリを電撃訪問し、華々しく式典を執り行いたいと考えていたとみています。ところが、モスクワ沈没で作戦は大きく狂ってしまった。首都名を冠した旗艦を失ったのは、モスクワ陥落に等しい衝撃です。5月9日までにマリウポリを陥落する見通しが立たなければ、戦術核の使用に動くかもしれません。ウクライナ兵に武器を捨てて退去するよう求めているのは、ある種の警告でしょう」
続きは動画の中で・・・