【ヒゲの隊長】佐藤正久外交部会長「お金の方が命より大事なのか」政府のウクライナ対応を批判!
自民党の佐藤正久外交部会長は2022年3月18日、政府のウクライナ侵攻を続けるロシアへの対応について、「お金の方が命より大事なのか」と批判した。
佐藤氏は、党のウクライナ関係の会議で、政府の対応について「お金の方が命より大事なのか。主権者(国民)にしっかり説明すべきだ。言行不一致、腰折れ外交は、絶対にあってはならない」と述べた。
佐藤氏が問題視したのは、ロシアに対する空路制限。佐藤氏はこれまでも、「アジアの空路がロシアの抜け穴になっている」として、ロシアの航空機が日本の領空を通過することを禁止するべきだと主張していた。9日には、岸田首相と官邸で会談した際、こうした措置を行うよう要望したが、政府側は、物流網などへの影響があるとして慎重な姿勢を示している。
一方、同様の理由から佐藤氏が訴えていた海路の制限については、18日の会議で、日本の海運事業者が共同で設立したコンテナ船社が、バルト海・黒海の港に続き、日本海のウラジオストク港でも、医療関係品などを除き、輸送の引受を停止することになったことが報告された。
佐藤氏は「やっとロシアの制裁の海路の穴であるウラジオストク港での日本と韓国のコンテナ物流が止まる」と評価した。
ロシアのウクライナ侵攻をめぐる政府の対応を「聞かざる、見ざる、言わざる、そして動かざる外交」と評して、速やかな追加制裁を主張した。
佐藤氏は、15日に開かれた外交部会などの合同会議で「聞かざる、見ざる、言わざる、そして動かざる外交をやっていては、G7の中で批判を受けてもおかしくない」と述べた。
佐藤氏は、これまで「アジアの空路、海路がロシアの抜け穴になっている」として、ロシア機の領空乗り入れを禁止するなどの措置が必要だと主張。9日には、岸田首相と官邸で会談し、こうした措置を行うよう要望していた。
15日の会議で佐藤氏は、岸田首相との会談について「速やかに追加制裁をすべきだとの党内議論が、十分に伝わっていないという大きな問題意識を持った」として「政府に速やかな是正を強く求めていきたい」と強調した。
また、佐藤氏は、ウクライナの首都『キエフ』がロシア語の発音に由来したものであるとして、政府答弁などを念頭に「ウクライナ語の『キーフ』と言う形でやるべきだ」との主張を展開した。
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