【岸防衛相】陸自輸送機Vー22「オスプレイ」に初搭乗、本格運用へ準備状況視察【木更津駐屯地】
岸信夫防衛相は2022年1月29日、陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)のヘリコプター部隊を視察し、暫定配備されている輸送機V22オスプレイに搭乗した。陸自所属オスプレイへの現職防衛相の搭乗は初めて。岸氏は視察後、令和7年を目指している佐賀空港への移転計画について「スケジュール通りに進める」との考えを改めて示した。
岸氏は陸自ヘリ部隊の輸送ヘリなどを視察した後、オスプレイに乗り込み、東京湾上空を約12分間、周回飛行した。着陸後、岸氏は隊員への訓示で「身をもって諸君が担っている重要な役割を実感した」と激励した。
また岸氏は、一部で疑問視されている安全性について、「さまざまな面で安全確保が図られていることを実感した」と強調した。視察後、記者団の取材に答えた。
回転翼、固定翼双方の特長を持つオスプレイは、通常輸送ヘリより最高速度が約2倍、航続距離が約3倍で、かつ滑走路のない離島にも着陸できる。離島防衛を念頭に令和2年度から導入され、今年度までに全17機を導入予定だった。ただ、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で米国からの納入が遅れ、現在7機態勢にとどまっている。
続きは動画の中で・・・