【トンガ支援】空自輸送機、海自輸送艦を相次いで派遣!先着のC130輸送機の到着をトンガ首相らが総出でお出迎え
海底火山の噴火で大きな被害が出ているトンガの支援に向かうため、広島県呉市の海上自衛隊の輸送艦に揚陸艇などが積み込まれ出航の準備が進んでいます。
「江田島沖です。トンガに向かう揚陸艇が輸送艦に積み込まれています」(戸井宏光レポート)
海上自衛隊呉基地所属の輸送艦「おおすみ」に積み込まれたのは、揚陸艇「LCAC」です。
現地で車両や隊員の輸送にあたります。
トンガでは2022年1月15日、海底火山の大規模な噴火で津波が発生、火山灰が降り積もるなど大きな被害が出ています。
政府は、緊急物資の輸送やおよそ300人の隊員の派遣を決めました。
「おおすみ」には陸上自衛隊のヘリコプター「CHー47」も搭載され、陸上自衛隊の隊員も乗り込みました。
準備が整い次第、呉基地を出航するということです。
一方、防衛省は2022年1月22日、大規模噴火と津波に見舞われた南太平洋のトンガに対する国際緊急援助活動として、航空自衛隊の輸送機「C2」2機を追加派遣すると発表した。22、23日と1機ずつ出発予定で、飲料水や資機材などを輸送する。防衛省は既に輸送機2機を派遣し、輸送艦「おおすみ」も出航に向けて準備している。
大規模噴火と津波があったトンガに国際緊急援助活動として派遣された航空自衛隊のC130輸送機が現地に到着した際、トンガのフアカヴァメイリク首相ら政府要人が勢ぞろいして出迎えていたことが24日、政府が自民党会合で行った説明で分かった。トンガは親日国として知られ、自衛隊による支援に政府を挙げて歓迎する意思を示した形だ。
自衛隊機がトンガに到着したのは22日。空港には首相のほか、副首相、外相、財務相、保険相、貿易・経済開発相らが出迎えた。フアカヴァメイリク首相は「日本の自衛隊機をトンガで見られるのは本当に感慨深い。日本の皆さんにありがとうと伝えてほしい」と語ったという。
日本政府はトンガ政府からの支援要請を受け、100万ドル以上の緊急無償資金援助の実施を表明。自衛隊機が飲料水のほか、火山灰を除去するための高圧洗浄機、マスクなどを届けている。また海上自衛隊の輸送艦で手押し一輪車、リヤカー、ポリタンクなどを届ける。
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