【大規模統合演習】陸海空自衛隊員3万人の実働演習に指揮所演習を連携!【空自F35初参加】
防衛省統合幕僚監部は11日、陸・海・空自衛隊に加え、米軍も一部参加する実動の統合演習を19日から30日まで各地で行うと発表した。今回は初めて実動演習に指揮所演習を連携させるほか、空自戦闘機F35が初めて参加する。
自衛隊の統合演習は統合運用体制になってから15回目。毎年、実動演習と指揮所演習を交互に行っており、今年は実動演習となるが、指揮所演習も連携させ、指揮所からの指示と実際の動きが連動することを確認する。
実施場所は東北地方太平洋側や四国沖、鹿児島県の種子島(たねがしま)、長崎県の津多羅(つたら)島など。参加人員は計約3万人で、車両約1900両、艦艇約10隻、航空機約140機が使われる。米軍から約5800人が参加する。
陸・海・空の連携を確認するため、弾道ミサイルによる武力攻撃事態を想定した防空訓練や、離島防衛を想定した水陸両用作戦などを展開。さらに新たな領域として宇宙状況監視やサイバー攻撃への対処訓練も行われる。
この訓練について沖縄のメディアでは
航空幕僚監部(空幕)は11日、沖縄県の宮古島と石垣島の北方空海域で、米空軍と9日に共同で訓練を実施したと発表した。尖閣諸島周辺とみなせる範囲での訓練を自衛隊が公表するのは異例。
防衛省は制服組トップの山崎幸二統合幕僚長と米インド太平洋軍のアキリーノ司令官が8、9日に那覇基地、与那国駐屯地などを訪れたことも発表。尖閣の領有権を主張する中国をけん制する狙いがあるとみられる。
また、防衛省統合幕僚監部(統幕)は11日、自衛隊統合演習(実動演習)を19日から30日にかけ実施すると正式に発表。沖縄本島や先島の民間港を初めて使用するほか、自衛隊施設や在日米軍射爆撃場、全国の周辺海空域で大規模に実施する。米軍も初めて参加する。
岸信夫防衛相は3月に開催された日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)の際の記者会見で、尖閣周辺で米軍と共同訓練をする考えを示していた。
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