【軍事力で報復?】中国共産党「米が台湾カードを切るなら、我々は報復として軍事カードを使う」【中国メディア】
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は11日、バイデン米政権による対台湾交流強化の新指針についての社説で「われわれは軍事カードを効果的に使う」と指摘、台湾への軍事的な圧力により報復する考えを示した。
社説は、米国が台湾カードを切るなら対価を払わせなければならないとした上で、中国軍は軍用機による台湾接近の回数や規模を調整でき、台湾上空の飛行すら準備ができていると指摘。中国には外交や経済のカードもあり、台湾と外交関係を持つ国を台湾と断交させることも難しいことではないと警告した。
また極端な状況になれば武力による台湾問題の解決も「中国の切り札」だと強調した。
一方、台湾国防部(国防省)は12日、中国軍機延べ25機が台湾の防空識別圏に侵入したことを確認したと発表した。国防部が防空識別圏に入った中国軍機の動向を公表し始めた昨年9月以降、最多となる。侵入は今月3日から10日連続。
中国の威嚇に「大きな懸念」 米報道官
ブリンケン米国務長官が11日放映のテレビ局のインタビューで、中国が台湾海峡の緊張を高めていることを「本当に懸念している」と語るなど、米国が台湾支援の姿勢を鮮明にしていることに対する中国側のけん制とみられる。
米軍は台湾周辺で軍事活動を活発化させており、ロイター通信によると、米国とフィリピンは12日から、2週間の合同軍事演習を始めた。
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