【大型巡視船】海保の新造ヘリ搭載型巡視船「あかつき」が鹿児島港に初入港【海上保安庁】
鹿児島海上保安部所属の大型巡視船「あかつき」(約6500トン)が26日、鹿児島市の鹿児島港に初入港した。ヘリコプターを搭載可能で機関砲も装備。海保では最大クラスとなる。尖閣諸島(沖縄県石垣市)などの離島や遠方海域の警備強化のため新造された。
第10管区海上保安本部(鹿児島)の一條正浩本部長は、中島利文船長らに「国民の安全安心に大きく貢献することが求められている」と訓示した。
あかつきは16日に長崎市の造船所から引き渡され、訓練中だった。ヘリ搭載型の大型巡視船としては6隻目で、うち4隻が鹿児島海保に所属している。
尖閣周辺では、領海外側にある接続水域内で中国海警局の船の航行が常態化。領海侵入も多発している。中国は2月1日、海警局による外国船舶への武器使用を認める海警法を施行した。
巡視船「あかつき」の総工費約は234億円で、スーパーピューマ225ヘリコプター「あおわし」を搭載するほか、40ミリ、20ミリ機関銃、遠隔放水銃、停船命令表示装置などを装備で、定員は64人となっている。
続きは動画の中で・・・