【国内初飛行】陸自「オスプレイ」が木更津で陸自パイロットによる初試験飛行!
陸上自衛隊は6日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備している輸送機オスプレイの試験飛行を初めて実施した。オスプレイは地上から高さ17メートルまで上昇し、約10分間にわたりホバリングした。10日以降は駐屯地外に出て、当面は東京湾南部や相模湾を中心に飛行し、ほかの地域にも範囲を広げる。
オスプレイを運用する輸送航空隊長の不破悟1等陸佐は記者団に「異常はなく、機長からは『非常に振動が少なく、いい機体である』と報告を受けた」と述べた。オスプレイは本来、佐賀空港(佐賀市)に配備予定だったが、佐賀の地元漁協との調整が難航。現在は2機を木更津駐屯地に暫定的に配備している。
佐賀空港は、陸自の離島奪還部隊「水陸機動団」の拠点である相浦(あいのうら)駐屯地(長崎県佐世保市)から60キロと近い距離にあり、南西諸島防衛にあたっては、輸送航空隊が水陸機動団の輸送を担う想定となっている。
相浦駐屯地から木更津駐屯地までは約千キロの距離があり、即応性に課題を残す。陸自はオスプレイを将来的に17機配備する計画だが、佐賀空港への配備が遅れれば全体の運用に支障をきたしかねない。
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