【艦艇数】中国海軍が「世界最大」に!対抗策は第1列島線に対艦ミサイルの“鎖”を構築!
米国が「世界最大の海軍」の称号を中国に明け渡した。9月に米国防総省が発表した報告書で公になった。膨張する中国海軍にどう対処するのか。軍事専門家の間では、日本を含む「第1列島線」に対艦ミサイルの“鎖”を構築するのが有効だとの議論が進んでいる。
米ハワイ・カウアイ島の沖合約100キロ。海上自衛隊の哨戒機P3Cが洋上に浮かぶ戦車揚陸艦を発見した。同機や米無人機などが標的の位置を即座に伝達。島に配備された米軍の高機動ロケット砲システム(HIMARS=ハイマース)と陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾が次々に火を噴いた-。
2018年7月に行われた「環太平洋合同演習(リムパック)」での一幕だ。米軍は新たに導入した対艦ミサイルの地上発射型を投入。日米の計9発が全て命中し、標的は沈没した。この撃沈演習にはオーストラリアも初参加し、哨戒機P8を出している。
その様子を、さらに沖合から監視していた船がある。中国海軍の情報収集艦だ。
リムパックは2年に一度行われる。中国は14年と16年に参加したが、このときは招待されなかった。ひそかに情報収集艦を派遣したのは、将来自らに向かうかもしれない“敵”の能力を探るためだ。
それから2年余り。
国防総省は今年9月の年次報告書で、中国海軍が過去20年間で「世界最大の海軍」に発展したと公式に認めた。
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