【有言実行】日米の軍用機39機が南西方面で共同訓練を実施で中国を牽制か【まずは空から】
航空自衛隊は19日、東シナ海や南西諸島周辺の空域で18日に日米共同訓練を実施したと発表した。計39機が敵と味方に分かれて行う防空戦闘訓練などを実施。今年に入って最大規模で、中国軍の東シナ海や西太平洋方面への進出を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
航空自衛隊は戦闘機20機、米側は空軍、海軍、海兵隊の戦闘機、戦略爆撃機、早期警戒管制機19機が参加した。
また、海上自衛隊も19日、南西諸島の南方の海空域で、海上自衛隊護衛艦「いかづち」と米海軍空母「ロナルド・レーガン」など数隻が15~18日に共同訓練を実施したと発表した。
一方で、河野太郎防衛相は18日、中国の孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日大使と防衛省で約40分間会談した。沖縄県・尖閣諸島など日本周辺の海空域や南シナ海で活動を活発化させる中国に懸念を伝達し、強く行動の自制を求めた。日中の防衛協力促進では一致した。防衛省が明らかにした。
会談は中国側が申し入れた。河野氏は「懸念があるからこそ意思疎通が重要だ」と強調。国家安全法制が導入された香港の情勢も取り上げた。
尖閣周辺では、中国が4月から111日連続で公船を航行させるなど、緊張状態が続いている。河野氏はかねて「必要な場合、自衛隊として海上保安庁と連携し、しっかり行動したい」と表明している。
河野氏は昨年12月、中国の魏鳳和国務委員兼国防相と北京で会談した際、両国の防衛交流促進を確認していた。
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