【新たなアーマー素材】銃弾と高熱から兵士を守る多機能ナノファイバーが作られる!【ヒントは〇〇製造機】
銃弾に耐える強靭さと爆風の高熱を遮断する断熱性の両方に耐えた、多機能ナノファイバーが開発されました。
第一次大戦以来、戦死者の大部分は銃ではなく爆発で命を落としています。
突発的なゲリラ戦が頻発する現在においては、その傾向がさらに強まり、近年のアメリカ軍兵士の死者のほとんどは通常の戦闘ではなく即席爆弾(IED)によるものとなっています。
爆風がこれほどの殺傷能力を持つのは、破片による単純な破壊力だけでなく、爆発時に発生する高温ガスが原因でもあります。
ですが現在の技術では、単一の素材で対弾性と耐熱性の両方を備えることはできませんでした。
なぜなら対弾性には規則正しい分子配列が必要な一方で、耐熱性を持たせるには逆に分子構造の秩序性を緩めなければならないからです。
しかし今回、ハーバード大学の研究者は米陸軍戦闘能力開発コマンドソルジャーセンター(CCDC SC)と協力して、単一材料から対弾性と耐熱性の両方を備えたアーマー素材の開発に成功しました。
鍵となったのは「わたあめ製造機」です。
液化させたアーマー素材を「わたあめ製造機」のように回転しながら噴出させながら集めることで、規則正しい分子構造の繊維を持ちつつ、繊維の間に細かな空気の層を取り込んで、高い断熱能力も獲得したのです。
続きは動画の中で・・・