【台湾実弾演習】中国による侵攻を想定した「漢光36号」を蔡総統が視察「国家の安全は堅実な国防が拠り所」
中国による台湾侵攻を想定して行われる実弾演習「漢光36号」が13日、始まった。17日まで5日間続き、16日には蔡英文総統が視察する。
軍によれば、初日の13日は戦力の防護を主とする。14~15日は敵軍の侵攻の阻止に当たり、16~17日は海沿いで敵軍を壊滅させる。今回の演習には、装甲部隊や機械化歩兵部隊などで構成された「聯合兵種営」や、政府要人が拉致された場合に出動する「特勤隊」が初めて参加する。
5月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。図上演習は9月に実施される。
中国軍の侵攻を想定した国軍の大規模軍事演習「漢光36号」の実働演習は4日目の16日、中部・台中市内の砂浜で陸海空軍合同の反上陸作戦訓練が行われた。演習を視察した蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、「国家の安全は媚びへつらうことに頼るものではこれまでも決してなく、最も堅実な国防を拠り所にするものだ」と強調した。
16日の反上陸作戦訓練には兵士8000人が参加した。
地図上で見れば、巨大な中国大陸に簡単に飲み込まれそうな台湾だが、何十年も鉄の意志で守り抜いている台湾の兵士と総統に敬意を表する。
国防の何たるかを具体的に体現していると言えよう。
相手が核保有国であって兵力や装備の数も圧倒的だが「一矢報いてやる!」という気概がひしひしと伝わってくる。
毎日のように領海侵入されても、無力な「遺憾砲」だけの日本とは天地程のの違いがある。
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