【密約ってなんだ?】波乱含みの米中外交トップ会談、米空母3隻を同時展開!【中国公船4隻の謎】
マイク・ポンペオ米国務長官と、中国外交担当トップの楊潔チ共産党政治局員は17日、米ハワイで会談した。中国発の新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)や、東・南シナ海での中国の軍事的覇権拡大、香港情勢などをめぐり米中対立が激化するなか、緊張緩和につながるかが注目される。ただ、中国は同日、台湾の防空識別圏に戦闘機などを侵入させた。一方、米国は世界最強の原子力空母3隻を太平洋地域に同時展開させた。ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席の威信もあり、両国とも一歩も引かない構えだ。
米メディアによると、会談は中国側が要請した。ハワイにある米軍施設で行われたという。ポンペオ氏と楊氏は4月に電話会談したが、直接の会談は昨年8月以来とみられる。
トランプ政権は、中国が新型コロナウイルスの初動対応を誤り、情報を隠蔽した疑いを持っている。さらに、世界が「死のウイルス」で混乱するなか、中国が東・南シナ海などで覇権強化を進め、香港に「国家安全法」の導入を決定したことに不信感を強めている。
中国政府は4月中旬、海南省三沙市の下に、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島とスプラトリー(南沙)諸島をそれぞれ管轄する行政区を設置したと発表した。
沖縄県・尖閣諸島への野心も高めている。
海上保安庁の巡視船は17日、尖閣周辺の領海外側にある接続水域で、中国海警局の船4隻の航行を確認した。2012年の尖閣国有化以降で最長の65日連続となった。
続きは動画の中で・・・