【新型小銃お披露目】陸自が「20式5.56mm小銃」と拳銃「SFP9」を公開!セレクターは「ア・タ・レ」の三種に!
陸上自衛隊は18日、隊員たちが携行する新たな小銃と拳銃を報道陣に公開した。小銃の更新は1989年度以来で31年ぶり、拳銃は82年度以来で38年ぶりとなる。
新小銃は、肩に当てる銃床部分が隊員の体格に合わせて調節できるなど安定性が増し、命中率アップが期待される。渡河や上陸戦を念頭に置き、耐水性も強化された。
今回の小銃は陸自にとって国産では3代目。3代続けて豊和工業(愛知県清須市)が製造している。2020年度予算で9億円を投じ、陸自の中心である普通科や離島防衛専門部隊「水陸機動団」などに計3283丁が21年度から配備される。
拳銃はドイツの名門銃器メーカー、ヘッケラー&コッホ社製。手の大きさに合わせてグリップの取り換えが可能になり、装弾数も15発と現行の9発より増えて操作しやすくなったという。20年度は計323丁(計約2000万円)を購入し、21年度から指揮官たちが携行する。
実際に手に取った隊員からは「新小銃は前部にグリップが装着でき、同じ重さでも腕が疲れにくい」「新拳銃は弾倉が片手で外せ、入れ替えがスムーズにできる意義は大きい」と更新を歓迎する声が上がっている。
31年ぶりにやっと更新される自衛隊の小銃。
正式名も「20式5.56mm小銃」になったようだ。
セレクターレバーは「ア・タ・レ」となり、3点バーストは廃止になった。
最近の小銃はバースト機能のないものが多くなっている。
そもそもこの機能は馴れない新兵が、戦場で舞い上がり一回で全弾撃ち尽くすことがないように導入された機能だ。
耐水性と防塵性も向上しているようだ。
89式は海外演習で頻繁にジャムを起こし砂や泥への脆弱性が問題視されていたと聞く。
89式は順次廃棄されるらしいが、7.62mm弾を使用する64式は廃棄される話がないので、引き続き現役なのかも知れない。
一方、拳銃の方は国産ではないが海外では実績のある拳銃で、装填数が9発から15発に増え、自重でマガジンが落下する様になったので、リロードがしやすくなった。
後は、果たして何年で全隊員に行き渡るかが問題だ。
そして銃だけではなく、使用する弾薬もしっかり確保していただきたいと思う。
続きは動画の中で・・・