【陸自オスプレイ陸揚げ】V22 2機が岩国基地に到着に市民20人が抗議【陸上自衛隊】
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)に配備する輸送機オスプレイ2機を載せた運搬船が到着した米軍岩国基地(山口県)は8日午後、2機を陸揚げした。同県岩国市への取材で分かった。岩国での試験飛行や整備を経て、6月下旬以降に木更津に配備される。
運搬船は今月6日に那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)に寄港し、8日朝に岩国に到着。岩国市基地政策課によると、午後に基地の格納庫に2機が入ったのを確認した。
基地が見える堤防では、市民ら約20人が抗議の監視活動を展開した。「愛宕山を守る会」世話人代表の岡村寛さんは「岩国基地が軍事の拠点になることに納得していない」と話した。
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備される予定の自衛隊初のオスプレイ部隊17機のうち、最初の2機を積んだ米国本土からの民間輸送船が8日午前8時半ごろ、山口県岩国市の米軍岩国基地の港湾地区に着岸した。計画では同基地で点検・整備、飛行訓練などを実施する。
防衛省中国四国防衛局が岩国市に連絡した。防衛局によると、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、作業の実施時期は未定。木更津への輸送時期も確定していない。
岩国基地では、2012年から段階的に沖縄に配備された米軍のオスプレイも陸揚げされ、飛行訓練などを行った経緯があることから、市は今後の陸揚げも岩国を通例としないよう配慮することを防衛局側に要請している。
本来の配備先は佐賀空港(佐賀県)だが、地権者の同意取得が難航して配備のめどはたっておらず、木更津でも住民団体が反発している。この日は港湾地区を望む堤防で市民有志約20人が抗議の監視活動を実施。「一時的であれ岩国基地の機能強化であり、認められない」と訴えた。
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