【イージス・アショア】秋田新屋演習場配備を断念!新たな候補地を秋田県内で検討【防衛省】
「イージス・アショア」の配備をめぐり、防衛省は候補地としていた秋田市内にある自衛隊演習場について、住宅地に近すぎることや地元の反対が根強いことも踏まえ配備を事実上断念し、新たな候補地を秋田県内を中心に検討する方針を固めました。
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備をめぐり、防衛省は秋田市内にある陸上自衛隊新屋演習場を候補地としましたが、ずさんな調査を受けて、この演習場を含む東北の20か所の国有地で再調査を行っていて、候補地の検討を進めています。
ただ、新屋演習場をめぐっては、ことし1月に秋田県の佐竹知事が河野防衛大臣に対し「地元の理解を得るのは難しい」と伝えるなど地元が配備に反対しています。
こうした中、防衛省は候補地の検討にあたって住宅地からの距離を重視した結果、新屋演習場は住宅地に近すぎると判断し、地元の反対が根強いことも踏まえ配備を事実上断念しました。
ただ、防衛省は全国2か所に配備する「イージス・アショア」で日本全域をカバーするためには秋田県内への配備が望ましいとしていて、再調査の対象を増やすことも含めて、引き続き秋田県内を中心に新たな候補地を検討することにしています。
日本全体を2基のイージスアショアで賄う上で秋田県に配備すべき理由は理解できるが、もう少し場所を検討する必要はあったと思う。
新屋演習場の場所を地図上で確認するとわかるが、秋田県庁と市役所から3kmも離れていない。
しかも事前の調査データのお粗末さが指摘され説明会では担当者が居眠りとか。
これでは当然地元から反対の声が上がるのは無理もない。
今回仕切り直しとなったが、配備すると決めた以上は、しっかりと候補地を検討の上、住民に丁寧な説明をして、少しでも多くの理解を得てから配備にこぎつけるようにしなくてはならないだろう。
個人的には、イージスアショアの配備がここまでこじれるなら、予算と人員の確保が課題となるが、本土全域をカバーできるだけのイージス艦を追加建造したほうが良いのではと思う。
今回のコロナウィルスの緊急事態宣言を受け国債による資金調達で、緊急時に予算を捻出できるからくりが多くの国民の知ることとなった。
現在の日本の国防こそ緊急事態であると言っていいだろう。
憲法改正はもちろんのこと、日本の国防のための予算はケチってはいけない。
一発被弾してから反撃などという、ありえない憲法などさっさと捨て去らねばならない。
その一発が核弾頭なら、その一発で日本は壊滅するかも知れないのだ。
続きは動画の中で・・・