【海賊対処行動】海上部隊交代で護衛艦「おおなみ(DD-111)」を派遣【海上自衛隊】
自衛隊統合幕僚監部は、2020年4月26日、アフリカのソマリア沖・アデン湾の海賊対処に派遣されている第36次水上部隊の交代を行うため、護衛艦「おおなみ(DD-111)」を派遣すると発表しました。
26日に、海上自衛隊横須賀基地から「おおなみ」がアデン湾に向けて出航する予定です。
隊員数は約190名で、海上保安官8名が同乗する予定です。
「おおなみ」は、たかなみ型護衛艦の2番艦です。
基準排水量4,650トン、全長151メートル、全幅17.4メートル、速力30ノット、兵装、127ミリ単装速射砲、CIWS、4連装SSM発射機、VLS、3連装短魚雷発射管、SH-60J/K哨戒ヘリコプター1機が搭載されています。
2009年に始まった自衛隊による海賊対処活動も既に12年目に突入した。
海賊対処ということで海上自衛隊がメインとなるが拠点となるジブチに於いて基地護衛に陸上自衛隊、物資と人員輸送に航空自衛隊の部隊も派遣されている。
更には、海賊の逮捕などの司法手続きの為、海上保安庁派遣捜査隊の海上保安官も参加しており、結構な大所帯となっている。
かつて年間200件以上あったアデン湾での海賊襲撃事案は自衛隊の派遣で激減し、平成27年以降は一件も発生していない。
自衛隊の海外での活動は国内ではあまり報道されることはない。
しかし、地道な海外での活動は非常に高い評価を得ているのだ。
続きは動画の中で・・・