【偶然か故意か】海自護衛艦「しまかぜ」公海上で中国漁船と衝突、左舷に1メートルの穴が…
2020年3月30日午後8時半頃、鹿児島県・屋久島の西約650キロ・メートルの公海上で、海上自衛隊佐世保基地所属の護衛艦「しまかぜ」(全長150メートル、基準排水量4650トン)と、中国漁船1隻が衝突した。
しまかぜの定員は約260人で、漁船には13人が乗っていた。
しまかぜ側にけが人などはなく、漁船側でもけが人や行方不明者がいるとの情報はないという。
防衛省によると、しまかぜは29日午前に佐世保基地を出航し、東シナ海で警戒監視の任務中だった。
この衝突で、しまかぜの左舷に縦20センチ、横1メートルの穴が開いたが、自力で航行できるという。
中国漁船の破損状況は分かっていないが、転覆や沈没はしていない。
今後、海上保安庁が事故原因を調べるとともに、海自も護衛艦隊司令部(神奈川県)に事故調査委員会を設置して調査を進める。
これは果たして偶然なのか、意図的なのかはこれから明らかになってくるのであろうが、ここ最近の中露の動向に照らし合わせて考察すると、見えてくるものがある。
その最も大きな要因は、在日米軍の空母乗組員の中に感染者が見つかったことだと思う。
米軍が動けなくなったことで、日本周辺の監視を自衛隊が単独で行うことになり、負担がが重くのしかかってきている。
中国にとっては、日本の海上自衛隊の監視能力を探るには絶好の機会となっているのだ。
そのように推察するとしっくり来るように思えるのだ。
尖閣周辺に海警局の公船を派遣する今までの行動から、フェーズが一段上がったと言えるだろう。
極度の摩擦を避けるために民間漁船を使ったと思われるが、日本政府の対応次第では、徐々にエスカレートするかも知れない。
これは国防に関わる問題に発展する恐れがある案件なので、日本政府には毅然とした態度で対応していただきたい。
続きは動画の中で・・・