【災害派遣】自衛隊のクルーズ船対応を16日に終了!隊員の感染ゼロ「教訓伝える」【河野防衛相】
河野太郎防衛相は2020年3月13日の記者会見で、新型ウイルスの感染拡大防止のための自衛隊の災害派遣について、16日に終了すると発表した。
河野氏は活動した隊員に感染はなかったとした上で、「今回の教訓を次に伝えることは大事だ」と述べ、政府内で情報を共有する考えを示した。
自衛隊は1月31日の派遣命令を受け、予備自衛官を含むのべ約4900人が、集団感染が発生したクルーズ船や帰国者らの一時宿泊施設で医療支援などに従事した。
自衛隊病院での患者受け入れは今後も継続する。
派遣された自衛隊員の皆さん、まずはお疲れさまでした。
いつもながら自衛隊の完璧な仕事ぶりには脱帽するほか無い。
今回の派遣で自衛隊はかなりの重装備だったが、そのぐらいの装備でないと感染してしまうということの裏返しだと思う。
クルーズ船の対応と自衛隊病院での入院患者のデータが米軍等に共有されて世界中に拡がって対応の幅が広がり、いい実績作りとなったのでは無いだろうか。
地下鉄サリン事件の時に構内や車内を除染したのは自衛隊だ。
その時の逸話がある。
列車内の除染が完了したときに、車内の隊員がカメラに向かって防護マスクを外して見せた。
その隊員によると「本当はすごく怖かった。でもこれをやらないと完全に除染が完了したことが国民に伝わらないと持ったのでやりました」と言ってのけた。
自分たちが誇りを持って行った仕事が完璧であったことを、命をかけて証明してみせたのだ。
今回の任務に従事した隊員から感染者は一人も出していない。
ただ、遠征でフランスから帰国した隊員に感染者が確認されたようだ。
その隊員も自衛隊病院で完璧な状態で隔離された後、回復の上任務に復帰することだろう。
そして、今回の自衛隊の活動の様子をほとんど報道しないマスコミの代わりに、客観的で分かりやすいように数字データで定期的にTwitterに投稿していただいた、河野太郎防衛大臣にも感謝したいと思う。
続きは動画の中で・・・