【陸自精鋭部隊】第1空挺団に初の女性隊員が誕生!養成課程修了式【習志野駐屯地】
有事の際、最前線に投入される空挺部隊の訓練を積んできた陸上自衛隊の橋場麗奈3曹(31)が2020年3月4日、女性として初めて、習志野駐屯地(千葉県船橋市)で約100人の男性隊員とともに養成課程の修了式を迎えた。
16日付で同駐屯地を拠点とする精鋭部隊・第1空挺団に配属される。
第1空挺団は、陸自唯一の空挺部隊。
上空300メートル以上の高さから敵前にパラシュートで飛び降り、作戦に当たる。
空挺団の女性の配置制限は平成29年に撤廃されたが、男性と同じ水準が求められる厳しい体力テストが壁になっていた。
女性自衛官は増加傾向が続いており、30年度末時点で約1万6千人。
全自衛官約22万6千人の約7%にとどまるが、30年12月に潜水艦の乗員の門戸が開かれ、母体保護の観点から勤務できない一部を除き、ほぼ全ての部隊で女性が働けるようになった。
5週間にわたって基礎技術を学び、パラシュートを付けて輸送機から降下。
男性隊員と同じ訓練を受けたので体力面できつかったというが、「根性は男性隊員に負けない」と気合で乗り切った。
「空挺団は精強で規律正しいという印象がある。これから大きく成長していきたい」と抱負を語った。
橋場麗奈3曹、夢を現実のものとされた行動力に感服します。
多くの屈強な男性でも厳しい訓練で脱落していく中での全訓練課程修了は素晴らしいと思います。
過去に取り上げた動画でも、US-2の機長や、イージス艦の艦長になられた女性自衛官たちがいます。
また、戦闘ヘリパイロットや、先日はF15戦闘機のパイロットも誕生している。
現在は女性の潜水艦搭乗員も訓練過程を消化中だ。
多くの職種が女性に門戸を開いているとは言え、強靭な体力が絶対条件の空挺団に挑戦し、見事突破するのは、並大抵の努力では達成できなかったと思う。
続きは動画の中で・・・