【ちょっと待った】超党派病院船議連、来年度に2隻で500億円の予算計上を政府に要求【で、誰が運用するの?】
超党派の有志議員でつくる「病院船・災害時多目的支援船建造推進議員連盟」は2020年3月3日、国会内で会合を開き、病院船建造に向けた設計費を今年中に予算計上するように政府に求める決議をまとめた。
4日にも安倍晋三首相らに提出する。
決議は新型の感染症蔓延時や近い将来に発生する可能性が高い南海トラフ地震などに対応する最新型の病院船の保有は国民が切望しているとした。
議連は令和5年春までに2隻の病院船の竣工(しゅんこう)を求めている。
超党派で意見が一致って、言うのは簡単だが、出来た病院船はどこがう運用するのだろうか。
厚労省が運用するならいいが、まさか自衛隊に運用させるなんて言わないよね。
慢性的な人員不足の自衛隊、特に海上自衛隊に至っては絶望的な定員割れ状態だと言う。
自衛隊に運用させるつもりなら、病院船よりも自衛官の待遇改善と安定した定員確保が再優先課題だろう。
話はそれからだ。
その後に検討すればいい。
先に船があっても船頭がいなければ、ただのお飾りになってしまう。
その場合、純粋な病院船ではなく「いずも型」を再設計でICUを20床、ベッド数を100以上の区画を含んだ輸送艦として新たに建造すれば、平時・災害時・有事のいずれの場面でも活用することが可能となる。
議員さんたちは、国民に言い顔したいのだろうが、後先考えずに話をすすめるのは如何なものかと思う。
続きは動画の中で・・・