【民主党候補】サンダース氏、台湾防衛に「必要なら軍事力行使いとわず」と言及
米大統領選の民主党候補指名争いで連勝し勢いづく急進左派のバーニー・サンダース上院議員は、2020年2月23日の米テレビインタビューで、大統領に選出された暁には米国の利益保護と同盟国支援のいずれの目的であっても、正当な理由があれば「間違いなく」軍事力を行使すると述べた。
「民主社会主義者」を自称するサンダース氏には、外交・安全保障政策をめぐって厳しい目が向けられている。
かねて平和主義者ではないと主張している同氏は、23日放送の米CBSの報道番組「60ミニッツ」で、米軍の最高司令官に就任したらどのような状況で出動命令を出すかを問われ「もちろん、米国民が脅威にさらされているときだ。同盟国に対する脅威もだ。私は、北大西洋条約機構(NATO)を信じている」と答えた。
もし台湾が中国から攻撃を受けたら軍事行動を命じるかとの問いには、「ああ」と肯定の返事をし、「というのも、わが国は侵略の起きるのをただ座して許すことは絶対にないと、世界中の国々にはっきり示さなければならないと考えている」と説明した。
また、ドナルド・トランプ大統領のように、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する意向も明らかにした。
クリントン夫婦やオバマ氏だったら、絶対に言わなかった言葉だろう。
この発言だけで、中国へのかなり強い牽制となるに違いない。
民主党も変わったもんだ。
と言うか、この手の問題ではアメリカは一枚岩と言えそうだ。
それに比べて日本の野党と言えば、あいも変わらずこの期に及んでも「桜・桜」一色だ。
日本以外の国では左右関係なく防衛安全保障が最優先課題だ。
憲法問題も論議すらさせないなんて、それこそガラパゴスと言われても仕方がない。
現段階で台湾も沖縄も実際に中国が軍事侵攻する可能性は低いと思うが、それはこうやって軍事力で中国側に脅しをかけ続けてるからだと言える。
中国共産党は経済成長で保ってた求心力が衰えつつあるから今一度釘を刺しとく時期なのだろう。
サンダース氏は、トランプ大統領を史上最低と名指ししているが、アメリカ経済は絶好調だし、北朝鮮は一応核開発の釘を打たれている状態で、ICBM完成目前で中断している。
米中貿易摩擦に発展しているが、明らかに中国の膨張を誰かが止めなければ、際限なく中国経済は膨れ上がっていた。
中国の扱いを誤れば、彼自身が史上最悪の大統領になりかねないことは、微塵も念頭に無いようだが。
さあ、どうするサンダース軍曹…
続きは動画の中で・・・