【増加の傾向加速】2019世界の軍事費、過去10年で最大の伸び率【ミリタリー・バランス発表】
イギリスの国際戦略研究所は世界の軍事情勢をまとめた報告書を発表し、去年の世界全体の軍事費は前の年に比べて4%増加し、過去10年間で最も高い伸び率となりました。
背景には米中の軍事予算の拡大があるとしています。
イギリスの有力シンクタンク、国際戦略研究所は2020年2月14日、世界各国の軍事力や地域情勢を分析した年次報告書、「ミリタリー・バランス」を発表しました。
報告書では、去年1年間の世界全体の軍事費は前の年に比べて4%増加し、過去10年間で最も高い伸び率になったと指摘したうえで、アメリカと中国の軍事費は、いずれも世界の平均を上回り、前の年より6.6%増加したとしています。
ただアメリカの増加分が、イギリスの1年間の国防予算に匹敵する534億ドル、日本円で5兆8000億円余りと過去10年間で最大となっているのに対し、中国は経済情勢を反映して伸び率は鈍化しているということです。
報告書は、アメリカとロシアの核軍縮条約、INF=中距離核ミサイルの全廃条約が去年失効し、中国が加わっていない「新START」も来年の期限後、延長されるかどうか不透明であるなどとしたうえで、第2次世界大戦後のルールに基づいた国際秩序は厳しい状況に直面していると分析しています。
所詮軍事費だけを比較しても正しい情報とは言えないだろう。
アメリカについては、オバマ政権時代の軍事費の過剰な削減のリバウンド状態だと言えそうだ。
そんななか我が国は、GDPの1%でありながら、それでも尚トップ10に入っているところは逆にすごいと思う。
しかしいつまでもその枠に囚われると、GDPが上がら無ければ相対的にどんどん自衛隊が弱体化して行くことになる。
覇権主義の国が大手を振って軍備増強をする現状では、自ずと世界は軍拡に走るのは当然の事だと思う。
年々悪化する脅威に晒されている日本が軍事費を増やすのは当然だと思われ、憲法も早急に改善すべきである。
さらには、日本の防衛予算を他国並みのGDPの2%に引き上げるべきだろう。
今は「戦後、戦後」とよく言われるが、それは大きな勘違いで、もはや「戦前」と言ったほうが正解なのかも知れない…
続きは動画の中で・・・