【T-7 vs T-50】ボーイングに苦杯を喫した韓国訓練機…今後も厳しく
世界高等訓練機市場で米ボーイングの動きが尋常でない。
事実上、該当市場で優位を占めていた韓国航空宇宙産業(KAI)の高等訓練機T-50に対抗する動きだ。
ボーイングに押されて米空軍高等訓練機(APT)受注競争で苦杯をなめたKAIは厳しい状況を迎えている。
ボーイングは2020年2月12日、フェイスブックを通じて「シンガポールエアショーで自社の高等訓練機T-7は今後の数十年間、戦闘機のパイロットを養成するうえでいかなる長所があるかを知らせている」と明らかにした。
そしてその対象をアジア地域の顧客と説明した。
これをめぐり防衛産業業界ではボーイングがT-7でアジアをはじめとする高等訓練機市場に本格的に進出する意向を表したという見方が出ている。
T-50のパイを奪っていく可能性があるということだ。
現在開発段階のT-7は2023年に最初の納品を始め、2034年に正常運用能力の検証を終える計画だ。
すでにT-7はT-50を一度退けている。
2018年9月のAPT事業でKAI-米ロッキードマーチンのコンソーシアムはボーイング-サーブのコンソーシアムに劣勢で受注に失敗した。
T-50は、機体形状やエンジンなど殆どの部分が、米国のライセンスによるもの。
そして最大のポイントは、T-7はF35の訓練までカバーしているところと言える。
F35導入予定の主要国にとって、その機種の訓練ができないT-50では意味がないのだ。
ロッキードがコスト削減の為、機体製造に3D技術の活用とわかっているのなら、韓国も同じことをすればいい。
韓国にもそれぐらいの技術はあるよね。
いやっ、「わかっている」と「できる」は違うので無理なのかも…
続きは動画の中で・・・