【明解なディール】トランプ氏が「世界最強の核部隊」をつくる意向を表す【ロシアメディア】
トランプ米大統領は、ロシア及び中国との軍備管理条約が締結されるまで、米国は世界「最強の」核部隊をつくると述べた。
トランプ氏は知事らとの会合で「現在、ロシアと中国は同時に、核兵器への数十億ドルもの無分別な浪費を止めるために、我々との協議を望んでいる。しかし、この条約が締結されるまで、私ができる唯一のことは、世界最強の核部隊をつくることだ」と述べた。
米露の新戦略兵器削減条約(新START)は、2021年2月に失効するが、米国は延長するのかどうかの意向を今のところ表していない。
ロシアのプーチン大統領は12月、記者会見で、ロシアは年末までに新STARTを延長する用意があると述べた。
一方、プーチン氏は「だが今のところ、我々の提案に対する答えは全くない。新STARTがなくなれば、世界には軍拡競争を阻止するものが何もなくなる。これは悪いことだと思う」と指摘した。
トランプ大統領の政策には賛否両論あるが、有言実行の行動力は天下一品だと思う。
彼は政治の経験こそなかったが、有能なビジネスマンではあったのだろう。
選挙中に発言した公約を確実に実行してきたことは、誰も否定できない。
一見、無謀とも言えるメキシコとの国境に壁を作るなどはその最たるものと言える。
これまでの政治家が頭で思っていても、言い出せなかったことを遠慮なく発言する。
INF破棄も今回の新STARTの交渉も、ロシアとだけ交渉しても中国を引き釣り出さないと意味がない。
したがって、中露が会話の席につくまでは「世界最強の核部隊をつくる」と言う発言になるのだろう。
彼の言う「アメリカファースト」の実現のためには、世界の安全保障の鍵を握ることで実現できることを、彼自身が一番良く知っているのだろう。
この世に「善」と「悪」があって、どちらも無くならないのであれば、「善」の力で押さえ付けられた平和でしか人類の存続はないだろう…
続きは動画の中で・・・