【水陸機動団】沖縄で米海兵隊と初の共同訓練実施、高機動ミサイル砲システム「HIMARS」の姿も【陸上自衛隊】
陸上自衛隊の水陸機動団と米軍による共同訓練が2020年2月9日、金武ブルー・ビーチ訓練場で報道機関に公開された。
島しょ奪還の専門部隊として2018年に発足した水陸機動団が県内で共同訓練を実施するのは初めてで、今後も継続することで将来的な沖縄への部隊配備につなげたい地ならしの狙いも透ける。
陸自と米海兵隊の共同訓練は沖縄のみならず県外各地でも活発化しており、日米一体化が進む現状を映し出している。
9日午後、金武ブルー・ビーチ訓練場では、沖合にいた米海軍の艦艇から降ろされた日米の兵士らが、10隻以上のボートに乗り砂浜に上陸してきた。
銃を構え、身を低くして前進するも、敵に見つかり銃撃戦に。
訓練用の空砲とはいえ実戦さながらに白煙が漂い、緊迫した様子で米兵と自衛官が英語を交わす。
敵を制圧後、波しぶきを上げた米海軍ホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)が上陸し、高機動ミサイル砲システム「HIMARS」が砂浜に姿を現した。
日米一体化による共同訓練の継続は歓迎すべきこと。
防衛に於いて最も重要なのは、相手方に攻めても無駄だと思わせることにある。
この手の訓練は当然中国を意識してのものだが、その責任は中国が一方的に緊張を高める行為によるもの。
今回の武漢肺炎問題に対して、日本が大量の防護服やマスクを支援したことに対して、中国政府は感謝の意を評した。
しかし、一方でそんな状況にも関わらず尖閣周辺に公船や爆撃機を飛ばしてくるのが、中国のやり方だ。
我々日本国民は、そのような中国の表と裏をしっかりと理解した上で、接しなくてはいけないことを、肝に銘じておくべきだろう…
続きは動画の中で・・・