【大江時計台航空史料室】零戦や秋水の実寸大模型も展示、三菱が製造した航空機に関する史料室をオープン
三菱重工業は2020年1月31日、大正時代から昭和20年代にかけて同社が手がけた航空技術や戦闘機を展示する「大江時計台航空史料室」を名古屋市港区に開いた。
史料室では、戦闘機の模型やパネルなど200点以上を展示。
第2次世界大戦で使われた「零式艦上戦闘機(零戦)」や、ロケットエンジンを搭載した日本初の戦闘機「秋水(しゅうすい)」の実物大復元機もある。
愛知県豊山町の工場内に2017年まであった旧史料室の展示物などを移転し再整理した。
移転先の建物は通称「時計台」と呼ばれ、戦前に三菱重工の名古屋航空機製作所の本館として使われた。
同製作所では零戦の設計・製造も行われた。
スタジオジブリの映画「風立ちぬ」に登場する主人公のモデルとなった設計者、堀越二郎(1903~82年)も勤務。
戦闘機の設計図や航空技術を学ぶための海外視察の辞令や報告書など、映画の世界をほうふつとさせる品々も展示される。
技術の継承は一度途絶えたら戻すのは大変難しくなる。
この施設を構えるに辺っては現役の重工職員をはじめ、当時を知る人々の貴重な証言などが取り纏められていると推測できる。
公開出来ない証言が、しっかりバックヤードに残される事もあるだろう。
過去も未来も中途半端な物をつくりたい職人なんて居ないと信じたい。
三菱零式艦上戦闘機、通称「零戦」は、確かに名機だが、いつまでも戦争初期の栄光にすがらず、次期戦闘機であるF2後継機に注力して欲しい。
さらには、スペースジェットの納期延長をなんとかしようぜ…
続きは動画の中で・・・