【自主派遣】クルーズ船に自衛隊員を災害派遣 生活や医療の支援へ【防衛省】
新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたクルーズ船について、防衛省は、長期化する船での生活に備えて自衛隊員を派遣し、乗客などの生活や医療の支援にあたることになりました。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、これまでに合わせて20人(記事配信時点)が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、厚生労働省は、残る乗客と乗員に、船内にとどまることを求めています。
長期化する船での生活に備えて、防衛省は、2020年2月6日、クルーズ船に自衛隊員を災害派遣することを決めました。
隊員の規模は、現時点で40人を予定していて、船内で乗客への食事の配膳や必要な物資の運搬といった生活支援にあたるということです。
また、船内で乗客や乗員の健康状態のチェックなど医療支援にあたるため、6日中に医官2人を派遣し、今後5人程度まで増やす予定だということです。
これに伴い、今後、中国から帰国する人たちの一時的な滞在先として活用できるように準備を進めていた民間のフェリーを、横浜港に接岸して隊員の拠点として使うということです。
災害派遣は、通常、被災した自治体などからの要請を受けて行われますが、今回、防衛省は「新型コロナウイルスの感染拡大防止は、特に緊急を要する」として、要請を待たずに「自主派遣」という形で活動しています。
この記事配信時で感染者は20人、この動画を編集時点で41人と倍に増えている。
そのうち一人が重症と言う報道もある。
そして、感染者の治療状況の報道がほとんどされていない。
先日、HIVの薬を投与して症状が改善したとあったが、快方に向かっているのか、悪化しているのか、今の治療方法で治るのかの続報が出てきていない。
不安を煽るわけではないが、日本人は少し楽観視しすぎているのではないだろうか。
日本での感染者数はいつの間にか世界第2位と増えている。
このペースで感染者が増えれば、感染病床は明らかに足りなくなるかも知れない。
そんな状況でも災害派遣として自衛隊が派遣されるのだ。
今回は要請を待たずの自主派遣ということだが、これは要請がなくても派遣できるという前例となる。
またクルーズ船は英国船籍なので船内は英国領となり、厳密には海外派遣扱いになるのだろうか?
武漢からの帰国者用に用意していた民間フェリーの「はくおう」が急遽、派遣隊員の宿舎となったようだ。
派遣された隊員たちも14日間は家に戻れないということになるようだ。
そのうち病院施設のある「いずも」「かが」が隔離用施設として駆り出される事態がやってくるのかも知れない…
続きは動画の中で・・・