【冬季雪中訓練】陸自の普通科第5連隊が伝統の八甲田演習を実施【陸上自衛隊】
陸上自衛隊の八甲田演習が2020年1月27日に行われました。
穏やかな天気の中でしたが、隊員630人が冬山訓練に臨み、部隊の一体感を高めていました。
陸上自衛隊の八甲田演習は1902年、199人が犠牲になった旧陸軍の雪中行軍遭難事件を教訓にまいとし行われています。
隊員たちはまず、青森市幸畑の陸軍墓地を参拝し、演習中の無事を祈願しました。
訓練に臨んだ第5普通科連隊の隊員630人は重さ20キロの装備を背負い、4人から5人一組で燃料などを積んだ重さ80キロのソリをスキーで引きながら7.5キロ先の銅像茶屋をめざしていました。
ことしは暖冬少雪の影響で積雪は1.5メートルといつもの年より50センチ以上少ないということですが、隊員たちは気を引き締めて訓練に臨んでいました。
隊員たちは6時間の演習の中で体力と精神力を鍛え、部隊の一体感を高めていました。
陸自の普通科第5連隊は、大量遭難者を出してしまった歩兵第5連隊の伝統ある名前を受け継いでいる。
国家の安全のために厳しい訓練に励み、ご苦労様である。
この訓練を止めない意味は不可侵条約まで破って参戦したロシアを意識したものと言える。
近年の国防は南方重視に変わってきているが、決して某国の北方着上陸の可能性がゼロでは無いので、冬季雪中訓練は重要であろう。
遭難事件の頃に比べ、今は冬季装備の服装、GPS、糧食、通信手段等々、大進歩を遂げているとは言え、今でもなお厳しい訓練に変わりはない。
失敗に学び、人も組織も強くなる。
訓練に参加された普通科第5連隊の皆様、お疲れさまでした…
続きは動画の中で・・・