【米海軍無人偵察機】第7艦隊に配備「MQ-4C Triton」【RQ-4の海軍型】
アメリカ海軍は2020年1月27日、無人偵察機MQ-4Cトライトンが第7艦隊での偵察・哨戒任務のため、1月26日にグアム島アンダーセン空軍基地に到着したと発表しました。
太平洋地域での任務を通じ、さらなる運用ノウハウを取得します。
無人偵察機MQ-4Cは、ノースロップ・グラマンが無人偵察機RQ-4グローバルホークを海軍向けに改良したもの。
主に陸上を偵察飛行するRQ-4に対し、MQ-4Cは海上の哨戒任務を前提とした機器構成となっています。
愛称の「トライトン」は、ギリシャ神話での海神ポセイドンの息子、トリトンの意味。
航空機としての特性はRQ-4グローバルホークと変わらず、高度5万フィート(約1万5000m)を長時間飛行する能力を有します。
アメリカ海軍では68機の導入を計画しており、このほかオーストラリアも2019年4月に2機目のMQ-4Cを発注しました。
アメリカ海軍ではMQ-4Cを運用する飛行隊、VUP-19を立ち上げて初期の運用を行っています。
今回、太平洋地域へ派遣されたのは、早期作戦能力(EOC)を獲得したMQ-4Cに、多種多様な経験を積ませて運用ノウハウを確立するため。
現地時間の1月26日夜、グアム島のアンダーセン空軍基地に到着した2機のMQ-4Cは、そのまま格納庫へ。
今後は第7艦隊の第72任務部隊(CTF-72)に入り、P-8ポセイドン、P-3Cオライオンなどの有人機とともに、哨戒飛行をすることになります。
実はこの偵察機は去年の6月にホルムズ海峡で撃墜された機種です。
正確にはRQ-4を海洋監視型に改修されたMQ-4Cのプロトタイプだったようだ。
今回第7艦隊に配備で日本周辺の海域が、作成空域になるということで頼もしく思う。
日本の本土上空は空自のRQ-4、海上は米海軍のMQ-4Cの二本立てになるようだ。
この手の日米の連携はどんどん進めてもらいたいものだ…
続きは動画の中で・・・