【ネタは無尽蔵】狙撃観測員用の観測鏡がライフルスコープより低倍率だった話
韓国軍が昨年から「命中率向上」を名分として一線部隊に配備している新型の多機能観測鏡が、銃に付いている照準用のスコープより倍率が低いということが2020年1月20日までに分かった。
狙撃手(スナイパー)と共に行動する観測手(スポッター)は、命中率を高めるために観測鏡で標的を精密観測し、その情報を狙撃手に伝える。
ライフルスコープより性能が低い観測鏡では、観測手が自分の役割をきちんと果たせない。
1台およそ2000万ウォン(約190万円)するこの観測鏡の配備を巡って、韓国軍内外からは「狙撃手の概念もきちんと理解していない装備運用」という批判が出た。
韓国軍関係者は「狙撃手を補助する観測手に昨年から新型の多機能観測鏡が配備されたが、最大倍率は5.7倍というレベルで、一般的な狙撃手のスコープより低い」として「一線では、これを巡って『本当にきちんとした観測鏡を与えているのか』という声がかなりある」と伝えた。
ほんとこの国の軍の装備はコントネタが尽きないですね。
狙撃部隊はスナイパーと呼ばれる狙撃手とスポッターと呼ばれる観測員のペアで構成されるものだ。
スナイパーが撃つ初弾が命中すればいいが外した場合、スポッターはどこに着弾したかを確認し、風の影響なども考慮して、次弾の照準をどこにすればいいかをアシストするのが役目だ。
射撃の反動と弾丸のリロード等で、スナイパーは敵を数秒間見失うことになるが、その動作の間にスポッターの指示を聞いていて次弾に備えるというのが一連の流れ。
したがって、スポッターの観測鏡の倍率がスナイパーのスコープの倍率より低いとかはありえない話だ。
そもそも高倍率でなおかつ視角を広げるためには、物理的に対物レンズは大きくなり、その結果観測鏡は大きくて重いものになる。
観測鏡の画像を見る限り、とてもコンパクトに見える。
しかも暗視装置を内蔵とか、お得意の何でも詰め込みたがるウリナラ仕様になっている。
開発時に性能よりも先に大きさありきの設計だったのかも知れない。
また、高精度の光学レンズの製造技術があるのかも怪しい。
この国の軍の装備品については、撃つと砲身が開花する大砲や、数10センチの段差が登れない戦車、命中率が悪く重すぎて連射すると熱くて持てなくなる複合小銃などが有名だ。
更には、サバゲー用の玩具のヘルメットや、銃弾が貫通する防弾ベスト、燃えやすい戦闘服など、書き出せばきりがない。
さて次は、どんな話題を提供してくれるのか、楽しみでならない…
続きは動画の中で・・・