【中SAM改】防衛省、変則軌道の新型ミサイル対応で新迎撃システム開発へ!03式中距離地対空誘導弾を改修【陸上自衛隊】
防衛省は、北朝鮮などの弾道ミサイルの脅威が高まっていることを受け、新たな迎撃ミサイルシステムを開発する検討に入った。陸上自衛隊の03式中距離地対空誘導弾(中SAM)を改修し、弾道ミサイル迎撃能力を付与する研究を来年から始める。北朝鮮が開発している変則軌道で飛来する新型ミサイルなどに対応する性能を目指す。
複数の政府関係者が2019年12月28日、明らかにした。完成すれば、海上自衛隊のイージス艦が発射する迎撃ミサイルSM3、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)に続く“第3”の迎撃システムとなり、防空体制が強化される。
中SAMは国産のミサイルシステムで、100キロメートル未満とされる射程を大幅に延伸した改良版が来年末から順次、陸自部隊に配備される。敵の戦闘機や巡航ミサイルを撃ち落とせるが、弾道ミサイルには対応しておらず、防衛省は弾道ミサイルを着弾間際に迎撃できるよう中SAM改良版の改修を進める。
攻撃用のミサイル技術の進歩に対して、防衛技術は後追いになるため、必ずタイムラグが生じる。
その間に、防衛できるキャパを超えて、攻撃を受ければ防ぎきれないことは、素人でも分かるはずだ。
したがって、無傷で防衛するには、攻撃拠点をたたくことになる。
防衛は認められるが、交戦権は放棄する、というのは絵に描いた餅で、防衛し切れるという考えは妄想でしかない。
また、迎撃用の兵器は攻撃用兵器の何倍ものコストがかかる。
そんなものを飽和攻撃でも通用するような数量を調達すると日本の経済は破綻するだろう。
もはや、抑止力として「相互確証破壊」の考え方に基づいて、核がダメなら通常弾頭で最大火力を持つ弾頭のミサイルを配備して、攻撃を受けた場合の報復を宣言するべきだろう。
何度も言っているが、日本が兵器を開発および改修するのは「戦争をするため」ではなく「戦争をしないため」の抑止力を持つためである。
そのために、日本は強くあらねばならないのだ…
続きは動画の中で・・・