【防衛装備庁】日本でも「高速滑空弾」は研究中だ!それ以外の兵器研究も【貴重映像】
先ほど日本が初開催した防衛・セキュリティ総合展示会(DSEI)において、防衛装備庁が開発中の「高速滑空弾」が公開された。この飛翔体は事実上、極超音速飛行装置で、ロシアの極超音速ミサイル「アバンガルド」に似たブーストグライドモデルを採用し、音速の5倍以上で飛行できる。
日本は今回公開された「高速滑空弾」は、現在研究に留めているが、極超音速機を兵器とし、大型水上艦の攻撃に用いることが最終目的であることが分かる。
日本政府は平成30年度の中期防衛計画の大綱の中で、2028年頃に2つの極超音速巡航ミサイル大隊を作るとした。これは早期配備型のブロックⅠ、それから性能アップグレード版のブロックⅡに分かれる。極超音速武器は現在、軍事大国から注目を集めている。多くの国が競って開発を進めるなか、日本も遅れじと関連設計・技術の蓄積を開始している。
防衛装備庁が公開したデモ動画の中で、高速滑空弾の弾頭が海上の空母と思しき標的に命中した。米国でさえ軌道調整可能な機動性の高い極超音速武器を開発しておらず、日本が研究に着手したことは注目に値すると指摘したほどだ。
実際には防衛装備庁は各種新技術の研究開発を重視している。そのうち一部の研究開発は巨額の投資にも関わらず成果なくして終わっているが、日本側は研究開発の過程で得られる技術の蓄積の方を重視している。需要があればこれを速やかに使用することができる。
近年、各国で極超音速兵器の開発に熱が上がっているようだ。
日本も例にもれずに「島嶼防衛」という目的で研究開発中だ。
これまでの弾道ミサイルとそれに対する防衛システムを陳腐化させるゲームチェンジャーのようなものなので、技術は保持しておかないといけないだろう。
特に非核の通常弾頭でもかなりの破壊力が見込ねるため、日本の防衛にはかなり有効と言えよう。
ただ、何を開発し配備しようが、法改正しなければただの飾りになってしまう。
有事に際し躊躇なく運用できる環境整備が急務だろう。
防衛装備庁では、多種多様な基礎研究および実験を日々行っている。
実用的で泥臭いものから、最先端のレールガンやレーザー砲・電磁パルス砲などの研究も行っているようだ。
あまりお目にかかることのない、それらの映像を御覧いただきたい。
続きは動画の中で・・・