【桁が違う】米国防予算80兆円「宇宙軍」創設へ前進、トランプ大統領は速やかに署名する方針
米議会上院は17日の本会議で、2020会計年度(19年10月~20年9月)の国防予算の大枠などを定める「国防権限法案」を可決した。予算総額は約7380億ドル(約80兆円)で、前年度比約3%増となった。トランプ政権が20年中を目指す「宇宙軍」創設も明記した。法案は下院でも可決されており、トランプ大統領が近く署名して成立する見通しだ。
宇宙軍は、陸海空軍と海兵隊、沿岸警備隊と同格の6番目の独立した軍種となる。軍種の新設は、1947年の空軍以来だ。宇宙の軍事利用を進める中国やロシアに対抗し、宇宙空間における米軍の優位性を確保する狙いがある。議会の承認を得たことで、20年中の創設に大きく前進した。
また、法案は昨年度に続き、中国への強硬姿勢を打ち出した。中国国有企業からの鉄道車両やバスの購入を規制することや、北極における中国の軍事活動について報告書をまとめることなどを米政府に求めている。
兵器の近代化や最先端技術の研究開発も重視する。最新鋭ステルス戦闘機「F35A」12機の追加調達や、空母11隻体制の維持に必要な予算を確保する。超音速兵器や量子通信など、中国が力を伸ばしている分野にも予算を重点的に配分する。
国防権限法は毎年度成立させる必要がある。共和党が多数派の上院と、民主党が多数派の下院の間で法案を一本化する協議が難航し、議会通過が遅れていた。
先日日本の来年度防衛予算の発表があり「5.3兆円超で過去最大」と報道されたが、米国のそれは、ざっと15倍以上と桁違い。
せめて同じ桁になるぐらいは増やして欲しいものだ。
宇宙軍と言っても、現実に宇宙で打ち合いをするわけでもなく、衛星を守ることが主な任務であろう。
人工衛星というものは野球のボールのようなものが衝突しても壊れる精密機械だ。
米空軍には既に人工衛星を保全するスペースコマンドセンターというのがあり、そこをより専門的に再編成するのだと思われる。
現状の東アジア地域のきな臭さを思うと、どう考えても日本の国防予算は少なすぎる。
なんとか日本国民の国防意識を改善させるような「カンフル剤」はないものだろうか。
いや、もはや本土にミサイル着弾と言う「劇薬」しかないのかも知れない。
国民のみなさん、その劇薬が落ちるのは遠くのどこかではなく、あなた頭上かも知れないことを覚悟しなければならない…
続きは動画の中で・・・