【中露が批判】アメリカ中距離弾道ミサイル実験、ICBMなら「30分以内に打撃可能」
米国が連日、朝鮮半島に偵察機を飛ばす一方、本土ではミサイル発射試験を準備している。年末の挑発を示唆した北朝鮮に向けて米国が軍事的な動きで圧力を強めているとみられる。
2019年12月12日の民間航空専門サイト「エアクラフトスポット」によると、米空軍戦略偵察機E-8Cジョイントスターズ(JSTARS)はこの日午前2時ごろ、朝鮮半島上空2万9000フィート(8.84キロ)で監視飛行をした。
胴体前部下の長さ7.2メートルの高性能監視レーダーで250キロ離れた地上の標的を監視するJSTARSは、最大10時間ほど飛行しながら地上の標的600個を同時に追跡できる。
こうした性能のため主に移動式発射車両(TEL)や野戦軍の動きを把握するのに活用される。北朝鮮が7日、東倉里(トンチャンリ)試験場で「重大な試験」をしたと発表するなど大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の兆候を見せると、米国が集中監視に入ったということだ。
実際、米国の朝鮮半島偵察の動きは最近さらに目立っている。
米軍偵察機の韓半島上空公開偵察は今月に入って9回目となる。
ミニットマン3は最大射程距離が1万3000キロで、米本土から平壌を30分以内に打撃できる。
ロシア大統領報道官は13日、米国の中距離弾道ミサイル発射実験について、「INF全廃条約が失効したのは、米国の意志だと雄弁に物語っている」と非難した。
中国外務省の報道局長も13日の定例記者会見で「米国がINF全廃条約を離脱した真の目的は、最新ミサイルを開発して、軍事的優位を確立することだった」と述べ、強い警戒感を示した。
現時点で迎撃困難な低空で軌道を変える最新のミサイルを配備しているのはロシアと中国だけだ。
この手の技術についてアメリカは10年遅れていると言われている。
自分たちの行動を棚上げして、米国を避難するとは一体どの口が言うのか。
これは米中露で再度INF全廃条約を結び直すしかないが、仲裁裁判所の決議を「紙くず」と言う中国がいる限り無意味だろう。
中国とロシアのように自分は良くて、他人が同じ事をするのは許せない人がたまにいるが、周りから嫌われてるって分かってますか…
続きは動画の中で・・・