【佐世保入港】米海軍の最新鋭強襲揚陸艦「アメリカ」佐世保配備「ニューオリンズ」と2隻体制
長崎県佐世保市の米海軍佐世保基地に2019年12月6日、強襲揚陸艦アメリカ(約4万4971トン)が配備された。
交代した強襲揚陸艦ワスプよりも優れた航空機能を備え、海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機の運用も可能。
最新鋭の艦船を佐世保に配備し、アジア太平洋地域の同盟関係を強化する狙いがあるとみられる。
米海軍によると、アメリカは全長約257・3メートル。乗組員約1080人に加え、海兵隊最大約2200人の輸送が可能という。
エアクッション型揚陸艇(LCAC)などを発進、収容できる格納庫はないが、航空機の運用能力に優れているのが特徴。
ワスプなどこれまでの強襲揚陸艦に比べ格納庫は20%広くなり、航空機の燃料は2・5倍、ミサイルなどの武器を30%多く搭載できるという。
第7遠征打撃群司令官フレッド・ケイチャー少将は「この船は、自由で開かれたインド太平洋地域を同盟国などとともに守りつつ、この重要な地域の安全保障や安定、繁栄に対する米国の責務を支援する大切な役割を担う」と強調した。
1日には、LCACなどを発進、収容できる格納庫をもち、アメリカの機能を補うとみられるドック型輸送揚陸艦ニューオーリンズも佐世保基地に配備されている。
世界に3機しかないRC-135S「コブラボール」偵察機や、強襲揚陸艦「ワスプ」1隻との交代で「アメリカ」と「ニューオリンズ」2隻の配備。
ネットの普及で自由主義圏では、この手の情報が誰でも入手可能となったことで、一定の抑止力としての効果もあるのだろう。
インターネットがなければ、既にどこかの暴発で開戦していたのかも知れない。
大型空母よりも強襲揚陸艦のほうが相手にとってはリアルな脅威度は高いと思う。
勿論北朝鮮への対応のためもあるだろうが、本命は中国への示威行為だろう。
結果的には、将軍様が用意する「クリスマスプレゼント」に、アメリカからお返しの「プレゼント」になったという事か…
続きは動画の中で・・・