【砲弾型ドローン】大砲から飛び出すドローン「SQUID」を開発!その名は「イカ」【NASAのジェット推進研究所】
一般的にドローンは地面に置いてから離陸させますが、地上は石やら樹木やら人間やらと、いろんな障害物があったり、平坦ではない場合も少なからずあるかと思われます。離陸中にそうした物にぶつかるのは双方にとって危険ですよね。
そんなリスクを少しでも軽減させようと、カリフォルニア工科大学とNASAのJPL(ジェット推進研究所)が砲塔から撃って飛ばす、砲弾型のクワッド・ローターを開発している、とIEEE SPECTRUMが伝えています。
キャノン砲で打ち上げるイカ
その名は「SQUID」と呼ばれています。でもSQUIDって、イカのことなんですよね。
この「SQUID」は、初速を付けて打ち上げてから、空中で4枚のローターが展開して活動するというもの。これなら地上でぶつかる心配はなく、エネルギー効率も良さそうです。
動画では、時速80kmで走行中の車の荷台から発射され、慣性の法則で前方に向かって飛び立っていました。複数を同時に発射したら楽しそうですね。
「SQUID」は早い実用化が期待されますが、もしこれが上記の対ドローン用キャノン砲で捕獲されたら…あまりの皮肉っぷりに吹き出してしまいそうです。
米国は兵器に限らず次から次へと色んなものを研究開発しますね。
日本も頑張らないといけませんね。
砲筒からエアーで発射し空中でローターを展開というプロセスは、まさにミサイルのコールドローンチと同じ方式。
ということは、大型化すれば十分に兵器として稼働することも可能だろう。
回収用機能を放棄して使い捨て運用とし、敵陣付近から発射すれば偵察や自爆攻撃に最適だろう。
昆虫サイズから弾道ミサイルサイズまで、色んな大きさを揃えれば、様々なミッションに利用できそうだ。
ただ、今回の映像を見た感じでは、「イカ」と言うより
「クリオネ」を連想したのは内緒にしておこう…
続きは動画の中で・・・