【中国初の国産空母】台湾海峡を経て南シナ海へ「海南島」を母港にする可能性あり
中国海軍の程徳偉(てい・とくい)報道官は2019年11月18日、中国初の国産空母が17日に台湾海峡を通過し、技術試験や訓練を行うために南シナ海に向かったと発表した。
同空母が南シナ海で試験航海を行うのは初めて。
共産党機関紙、人民日報系の環球時報は、国産空母が今回の試験航海を終えた後、母港となる海南省三亜で就役するとの専門家の見方を伝えた。
海南省三亜には世界最大級の長さ700メートルの空母用埠頭が完成。
観測通り三亜が母港になれば、初の国産空母は南シナ海を管轄する南海艦隊の所属となる。
一方、2017年に一部官製メディアが艦名を、北京市に近い省名の「山東」と報じたため、首都防衛などを担う北海艦隊の所属になるとの見方もあった。
台湾の国防部は17日に中国空母の台湾海峡通過を発表し、台湾メディアは来年1月の総統選を意識した動きと報じた。
中国海軍は今回の試験航海について、「特定の目標や現在の情勢とは無関係だ」と主張している。
今の香港情勢を見れば、中国共産党の本質が分かるというもの。
ますます台湾が、反中へと向かうのが自然な流れだろう。
台湾海峡を通過することで台湾を威圧できたのかは、甚だ疑問だ。
米中貿易戦争で経済も疲弊しだした所に、金食い虫の空母を就役させて、経済面から破綻するのではないだろうか。
空母を運用するには、『運用、バックアップ、訓練、ドック整備』で、計4艦が必要と言われている。
更に空母単独で運用することはなく護衛用の艦隊が必要となる。
従って、空母一隻の維持費は半端なく財政を圧迫する。
ただ、多くの軍事評論家が中国の空母について、カタパルトがないだの装備満載で発艦できないなどと見下しているが、日本には改修予定のいづも型護衛艦しかなく、国産の艦載機すら無いことを考慮すると、中国に既に追い越されていると言えるかも知れない。
中国が着々と軍事力を伸ばしているにも関わらず、日本は憲法上の制約で専守防衛の為の最低限の軍事力しか持てず、自衛隊の入隊希望者は年々減る一方だ。
一刻も早く憲法改正と防衛費増額および、自衛隊員の待遇改善を行うべきであろう…
続きは動画の中で・・・