【佐世保に配備】米海軍強襲揚陸艦2隻「アメリカ」が年内に「ニューオリンズ」も配備予定【米海軍】
長崎県佐世保市の米海軍佐世保基地に配備予定の強襲揚陸艦「アメリカ」が11月中旬に米サンディエゴを出港し、佐世保に向かっていることが分かった。
米海軍研究所が2019年11月22日に報じた。
米軍の動向を追うリムピース佐世保編集委員の篠崎正人氏は「遅くともクリスマスまでに配備されるのではないか」と分析している。
研究所などによると、アメリカは19日現在、米ハワイに停泊。米海軍の公式ホームページ(HP)では、年内に佐世保基地への配備が決まっていることを明らかにしている。
米海軍などによると、アメリカは最新型で甲板が広く、配備交代となった強襲揚陸艦「ワスプ」より航空機用の格納庫が充実。
F35Bの運用が可能となっている。
ウェルドックを備えていないため、ドック型輸送揚陸艦「ニューオーリンズ」も佐世保基地に新たに配備される予定。
強襲揚陸艦「アメリカ」はワスプと異なり水路上陸艇の発進能力「ウェルドッグ」を装備せず、航空機運用に特化した揚陸艦になる。
したがって、ウェルドッグを保有する「ニューオーリンズ」とのセットでの前方配備となるようだ。
米海軍は超大型空母を中心にした艦隊運用を見直す試みとして、中型空母数隻に分散、中規模の艦隊を複数展開する方向にシフトしているようだ。
この手の艦船の日本への配備は、明らかに中国への牽制と、韓国への警告も含んでのことだろう。
日本にとっても、いづも級2隻の回収が済んで艦載機のF-35Bが納品されれば、互いの艦載機を用いて米軍とより複雑な共同訓練も可能となる。
艦名の「アメリカ」だが、先日進水した韓国の駆逐艦「ソウル」と比べるまでもないが、伝わる重みが全然違うようだ…
続きは動画の中で・・・