【IS掃討作戦】真夜中に米軍がヘリで急襲、壁を爆破して突入!トンネル内で自爆【米軍特殊部隊】
真夜中に突然米軍の特殊部隊を乗せたヘリコプターの爆音がとどろき、銃撃が開始された。イスラム教過激組織「イスラム国」(IS)の指導者、アブバクル・バグダディ容疑者の隠れ家を急襲した特殊作戦は約2時間。「泣き叫んだ」という同容疑者を自爆に追い込み、米英メディアによると航空機による攻撃も行われ、闇夜を赤く染めた。
トランプ氏がホワイトハウス地下にある戦況報告室に入ったのは、米東部時間の2019年10月26日午後5時ごろ。ペンス副大統領、エスパー国防長官、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長らが同席し、作戦の開始を待った。
「イラク西部の基地」から飛び立った8機のヘリが低空を高速で飛行。約1時間かけてトルコとの国境から数キロに位置するシリア北西部イドリブ県バリシャ村にある隠れ家に到着した。
英紙インディペンデント(電子版)が地元住民らの話として伝えたところによると、攻撃を前にアラビア語で投降を呼びかけると、数人が逃げ出してきた。
ヘリから降りた部隊は入り口に仕掛けられた爆弾を警戒して建物の壁を爆破して中に突入すると、IS側と銃撃戦となった。
敷地には地下トンネルがあったが多くが行き止まりとなっていることは事前に把握済みで、地上へ通ずるルートも抑えた。
抵抗が制圧され、軍用犬に追い詰められていくバグダディ容疑者。トンネルをさまよった揚げ句、3人の子供を巻き添えにして爆発物を仕掛けたベストを起爆させた。同容疑者の妻2人も殺害された。
同午後7時15分、特殊部隊の司令官から同容疑者の殺害が報告された。「犬のように、臆病者として死んだ」。トランプ氏は追い続けてきたバグダディ容疑者の最期をこう表現した。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラの映像では、作戦から一夜明けた現場にはコンクリートや石片などのがれきが散らばり、建物の姿はなかった。焼け焦げたミニバンが放置され、爆撃の跡なのか大きなくぼみもできており、攻撃の激しさを物語っていた。
冒頭でトランプ大統領が「世界ははるかに安全になった」と述べているが、報復としてテロは続くだろう。
ナンバー2がトップになるだけだで、根絶には程遠いだろう。
組織と国家のでは対応も違うだろうが、北の将軍様はこれを見てどう思うのだろうか。
ホワイトハウスの地下深くにある司令室で「相手が子供を道連れに自爆する」のを、リアルタイムで閣僚と確認するトランプ大統領。
他の指導者でも「従わなければ、犯罪者としていくらでも処刑する」
それぐらいインパクトのある報道であることは間違いない。
この一報を受け、菅官房長官は、「過激主義との戦いが終わったわけではなく、ISが勢力を取り戻し、過激主義が拡散していく事態を防ぐため、引き続き国際社会全体で努力していく必要がある」と指摘。(時事通信)
たとえ極悪人であれ、個人が人を殺すと「殺人罪」で裁かれるが、国家で行うのは政治の問題なので分けて考えねばならない。
頭では分かっているつもりでも、釈然としないのは私だけだろうか…
続きは動画の中で・・・