【爆弾+ロケット】サーブとボーイングが地上発射型小直径爆弾「GLSDB」の試射に成功
スウェーデンのサーブは2019年10月14日、アメリカのボーイングと共同で地上発射型小直径爆弾の試験を行い、成功させたと発表しました。小直径爆弾が航空機からだけでなく、地上からロケット弾のような形で投射することが可能になったといえます。
発射試験はノルウェーのロフォーテン諸島にある、アンドーヤロケット発射場で行われました。地上発射型小直径爆弾(GLSDB)は、船舶用貨物コンテナとしては標準的な20フィートコンテナ(長さ約6m、幅約2.4m、高さ約2.6m)に納められたランチャーから発射されました。
発射までの操作は全て自動で、コンテナの天井が開いてランチャーを発射位置に設定し、発射。放たれた爆弾は130km離れた場所にある、あらかじめ決められた目標に着弾したといいます。
このGLSDBのプログラムを担当する、サーブのギョルゲン・ヨハンソン氏は「ボーイングとのコラボレーションにより、私たちは長距離における非常に能力の高い高精度なものを作り上げることができました。私たちはGLSDBに大きなポテンシャルを感じています。思い通りの場所で長距離砲撃が可能になるわけですから」と、今回の発射試験成功の意義を語っています。
これはいいですねー。
有りそうでなかったもの。
20ftのコンテナとはショートタイプの方で、そこから射程150kmでの精密攻撃が可能。
恐らく空対地滑空爆弾にロケットモーターを装備したものだと思われる。
言ってみれば、JDAMにロケットモーターを付けてみましたって感じかな。
コストも比較的に安価で、何より自衛隊保有の既存のランチャーで運用可能とあるのが良い。
艦上および陸上の車両双方から運用可能だ。
このアイデアを参考にすれば、国産で大量配備できるのではないだろうか。
ただし、この手の小型で安価、しかもコンテナで偽装可能な兵器は、テロリストにとっては延髄ものの兵器となる。
闇の武器ブローカー経由でテロ組織に渡らない対策が必要だろう。
防衛省は早急に開発装備すべきだと思うが…
続きは動画の中で・・・