【災害派遣】浸水被害の総合病院に陸上自衛隊が「CT診断車」と人員を派遣【まるでドラえもんのポケット】
浸水の被害を受けた福島県郡山市の星総合病院に2019年10月18日、自衛隊から検査機器を搭載した車が派遣された。
郡山市の星総合病院は床上10センチの浸水被害にあった。
1階に入院していた患者33人は2階以上に避難して全員無事だったが、医療機器などをつなぐ電気配線が水に浸かり、使えなくなった。
星総合病院・診療放射線技師 佐々木鮎美さん:「ここに水が流れたので中のピット内にも水が浸水してしまって高さ20センチくらい」
脳卒中などの病状を確認する時に必要なCTなども使えなくなり、救急対応ができなくなった。この緊急事態を改善するため、自衛隊はCTを搭載した車を病院に派遣。
病院の職員は早速、自衛隊の隊員から操作方法などの説明を受けていた。
星総合病院では、18日午後から救急対応を再開している。
流石は日本が誇る「自己完結組織」自衛隊である。
有事の際には負傷した隊員達を、迅速に治療するための機材がこんな形で役に立つのはいいことだと思う。
自衛隊がこのような車両を保有していたことを、多くの国民は知らないだろう。
全ての保有装備を開示する必要は全く無いが、限られた予算の中で、他にも「あっ、と驚く装備」を保有していることだと思う。
そのような装備を必要とあらば、出し惜しみすることなく迅速に展開できるのが、自衛隊の凄いところだ。
「国民の命を守る…」と言う意味での自衛隊の在り方。
これを無駄な費用とは絶対に言わせてはいけない。
自衛隊は、税金で給料貰ってるんだから災害派遣に呼んで当たり前などと言われるが、自分の家族が被災してるときでさえも、いざ派遣要請があれば後ろ髪惹かれながらでも、家族を置いて被災地へ向かいます。
見送る家族としては、自分が子供達を守らねばと言う気持ち・全うして欲しい気持ち・途方にくれる気持ちが錯綜していることだろう。
今この瞬間も被災地で活躍中のすべての自衛隊員の方々に、心の底から感謝の気持ちを贈りたい…
続きは動画の中で・・・