【侵攻開始】トルコがシリアに越境攻撃、トランプ大統領“攻撃停止”求めず
トルコが2019年10月9日、隣国シリア北部の少数民族クルド人を主体とする民兵組織「シリア民主軍」(SDF)への軍事作戦を開始し、SDFは少なくとも民間人5人、兵士3人の計8人が死亡したと述べた。
ロイター通信が伝えた。シリア側国境では多数の民間人が避難しており、地域の不安定化は必至の情勢だ。
9年目に入ったシリア内戦は新たな局面を迎えた。
トルコのエルドアン大統領は9日、「テロの回廊」を消し去ると述べて攻撃開始を宣言した。
シリア北東部のトルコ国境の町ラス・アルアインなどに空爆や砲撃を行ったほか、国境から30キロ以上離れたシリアの町を攻撃したとの情報もある。
トルコ軍や同国が支援する民兵部隊がシリア侵攻に向けて国境に集結しているとされ、攻撃が激化する懸念が強まっている。
トランプ米大統領は、「誤った考えだ」と述べて攻撃を容認しない考えを表明。
トランプ大統領自身は、侵攻容認のデメリットを理解しているはずだ。
にもかかわらず容認したのは、選挙のためのディールなのか、それとも、中国などを抑えるための遠慮なのか。
承認したしないではなく、撤退すればクルド人がトルコやISなどから狙われて行き場をなくすのは分かっているのだから、今回の撤退は見殺しと言われても仕方ないだろう。
これでクルド人が、新たなテロリストと化す可能性が出てきた。
全てはシリアからの突然の米軍撤退が招いたことだ。
米軍が撤退した直後に侵攻とは、米国が世界の警察と言うのもあながち間違っていないようだ…
続きは動画の中で・・・