【中国軍事パレード】新型ICBM・極超音速滑空弾等の抑止力で米と対等を誇示
中国は2019年10月1日に北京で挙行した軍事パレードで、米全土を射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「東風(DF)41」のほか、極超音速飛翔体兵器「DF17」や巡航ミサイル「DF100」などの中短距離ミサイルを初公開した。
核抑止力で米国との対等な力を誇示するとともに、南シナ海や台湾周辺などの中国近海から米軍を排除する意思を示した形だ。
軍事パレードを生中継した国営中央テレビは、航空機を除くパレードの最後に登場したDF41について「わが国の戦略核兵器の重要な支柱だ」と紹介した。
固形燃料を使い即応性が高い移動式ICBMで、射程1万5千キロともいわれる。
10個の核弾頭を持つ多弾頭型で迎撃が困難という。
「海洋強国」を標榜(ひょうぼう)する中国は、第1列島線(九州-沖縄-台湾-フィリピン)内の南シナ海などから米軍を追い出す接近阻止・領域拒否(A2/AD)を優先課題としている。
その戦略を支えるのが中短距離ミサイルだ。
DF17として公開された戦略兵器「極超音速飛翔体」は、現在の米国のミサイル防衛(MD)では迎撃不可能とされる。
弾道ミサイルと異なり、マッハ5以上の極超音速で複雑な動きをし、滑空することが可能だ。
米軍などは中国の開発状況を注視してきたが、パレードに登場し、すでに実戦配備されたことが確認された。
このパレードで見えたものは、氷山の一角。
裏では、質・量共に恐ろしい兵器が大量に隠されているだろう。
専守防衛だけでは残念ながら日本は国土と国民を守れない。
相手国に先制攻撃を躊躇わせる抑止力を、早急に装備すべきときが来ているのかも知れない。
そのためには、まず憲法改正だが、遅々として進んでいないのが歯がゆいばかりである…
続きは動画の中で・・・