【映像公開】ロシア最東端で超音速対艦ミサイルP-800「オーニクス」の発射試験
ロシア国防省は、同国最東端チュクチ半島で初めて実施したP-800「オーニクス」超音速対艦ミサイルの発射動画を公開した。
「オーニクス」を発射したのは、ロシア太平洋艦隊の沿岸防衛ミサイルシステム「バスチオン」。
ロシア国防省によると、飛行は通常通りに行われ、ミサイルは設定された時間に200キロ以上離れたチュクチ海の標的艦に命中した。
「オーニクス」は、「カリブル」シリーズ、Kh-35「ウラン」や「ツィルコン」などのミサイルと同様、今後10年間でロシア海軍のより古いタイプの大多数の対艦ミサイルに置き換わる予定。
旧ソ連時代からロシアが開発する兵器は傑作から駄作まで実に種類が豊富だ。
現状のGDPでよくそんなに開発費が捻出できることに感心する。
ブルーチームにとってP-800は、間違いなく驚異になると思われる。
長距離大型対艦ミサイルの「P-700 グラニート」を小型化したような外見で、推進系はグラニートと同様にインテグラル・ロケット・ラムジェット (IRR) である。
ミサイル本体にはRAM(電波吸収材)が使用されており、被発見率の低下に注意が払われている。
3発1組で運用され、その場合には「リーダー機」のみがレーダーを作動させ他のミサイルに指示を下す。またレーダー警戒装置が搭載され、必要に応じて回避運動も行う。
ミサイル本体は、全長8.9m、直径70cmの発射コンテナに収められ、システムチェックはコンテナに収めたまま行うことが出来る。
設置において遮炎板を必要としない。コンテナ込みの重量は3,900kgとなる。
個人的には、垂直発射後のスラスタによる軌道変更の映像は、カッコいいなと思ってしまう…
続きは動画の中で・・・