【災害派遣】千葉台風被害、陸自「倒木撤去大作戦」1万人で24時間ローテーション稼働【ある意味人災?】
台風15号の影響で、千葉県では、まだ停電や断水の被害が続いている。
森田健作知事への批判も聞かれるが、自治体職員や電力会社社員は必死に復旧作業に当たっている。
復旧を妨げているのは、道路や電線を寸断した大量の倒木だ。
約1万人の自衛官は24時間体制で、この撤去に従事しており、すでに数千本を撤去したという。
近年の災害では倒木による被害が特に目立つようになってきた。
緑を増やそうと無計画に山の斜面の表層に杉などの成長の早い木を植え続けたことが原因と言える。
そしてその山林の多くが地主の代替わりで手入れされること無く放置されているため、豪雨や地震で表層と共に流出する。
これはある意味、人災と言ってもいいだろう。
このような危険地域のある自治体の首長は、事前にハザードマップを作成し、災害時のマニュアルと防災訓練すること。
さらに、放置されている危険な山林については、強制的に間伐するなどの対策を取るべきだろう。
災害救助は自衛隊の仕事と間違った意識を持たないで頂きたい。
思わず、選挙カーの上で「私はいち早く自衛隊を出動させた」と大声で宣伝する姿が目に浮かぶ。
自衛隊の出動要請は地方自治の失態であることを忘れないでほしい。
自衛隊は土工ではないのです。
本来は平時に地主や自治体が、賃金を払って人夫を雇ってやるべきことなんです。
全国の知事・市区町村長にお願いしたい。
地元の土地の性質を理解して危険度の高いところは、事前に対策を講じる様にお願いしたい。
自然災害の多い我が日本、外敵だけが国防ではないのです。
官民挙げて災害に強いインフラを構築することも、立派な国防と言えるのだから。
続きは動画の中で・・・