【タイ陸軍】米国製ストライカー装甲車を86億円で37台購入、無償提供分23台と合わせて60台導入
タイが米国のストライカー装甲車を導入することになり、バンコクの陸軍司令部で2019年9月12日、引き渡し式があった。
タイ陸軍によると37台を購入。
これとは別に米国から23台の無償提供を受け、計60台態勢とする。
約5年続いたタイの軍事政権下で、軍事面での米国とタイの協力関係は冷却化したが、民政復帰を受けて再び協力が強化されている。
ロバート・ブラウン米太平洋陸軍司令官は式典で、このタイプの装甲車が海外へ輸出されるのは初めてだと説明。
タイと協力して「自由で開かれたインド太平洋」地域を支援していく考えを強調した。タイメディアによると、37台の購入費用は8000万ドル(約86億円)。
2014年のクーデター以降、タイ軍事政権は中国への接近が目立ち、軍装備面でも中国製の潜水艦や戦車などの購入計画が明らかになっていた。
一方、米国は、民政復帰を受けてタイへの兵器輸出を拡大し、中国に対抗する考えだ。
また、米国はインド太平洋諸国の陸軍トップを集めた会議を今月9~11日にバンコクで開催。
引き続き関与を強める狙いだとみられる。
タイでは今でもM41という博物館行きの戦車を現役で使っている。
随分と中国もセールスをやったらしが、アメリカが許さなかったか?
グレードを落とした装備となるだろうが、タイから中国への情報漏洩が心配だ。
西側、東側双方から兵器を導入してるが、兵站のことは考えているのだろうか。
西側の共同軍事演習であるコブラゴールドにタイは継続的に参加中だ。
しかし、中国とも共同軍事訓練をしているところが微妙な感じだが、果たしてタイはどちらを向いているのだろうか。
ちなみに、アメリカ軍のストライカーをはじめ、各国の装輪装甲車はエアコン標準装備が当たり前。
しかし、我が国の『96式装輪装甲車』には装備せれていない。
近年の夏場の猛暑化は顕著で、日中40度超えもしばしば、車内は簡単に50度を超える。
完全装備の乗員は数時間で熱中症により動けなくなる事は確実だ。
トラックのみならず高価な戦車や装輪装甲車でさえ空調装置は不要とする防衛省の考えを問いただしたい。
「根性で乗り切れ」というのか?
続きは動画の中で・・・